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リカバリーの重要性 [Database]

Oracleに限らずRDBMS製品はオンラインバックアップ、リカバリが出来る機構を
持っているべきであり、持っているはずだと思っています。

私が思うにRDBMS製品のリカバリ機能というのは残された最後の手段です。

とある提案であまりデータベースをご存知でないお客様にバックアップの
お話をさせていただいていたときに

「DISKのRAIDをしておけば大丈夫でしょう?」

とのコメントを頂きました。

いやいやいや。

確かにストレージについているDISKの単一障害に対してはRAID1やRAID5などの
冗長構成をとっていれば耐えられます。
HOTSPAREがあればOnline中のDISK交換も容易でしょう。

しかしDISK2本障害やストレージコントローラの障害、オペミスや
APバグによる論理障害などデータベースを使っていると色々と起きるものです。

そういう返答をしたところ、

「そんなにA社のDISKやB社のDBは脆弱なのか?」

との返しが飛んできました。

確かに高いストレージとソフトウェアです。
そしてかなり堅牢であることは私自身が身をもって知っています。
でも、それでもちょっとしたタイミングでDBは壊れるんです。
そういった起き様も無い不測の事態に備えるための機能がバックアップリカバリなんです!
と力説しました。

最終的にお客様にも(しぶしぶ?)納得をいただき、バックアップ構築も行って
いただくことになりました。

ただしバックアップ計画は正しく行わないといざというときのリカバリが働きません。
よくそういったトラブルで呼び出されたりするんですが・・・

バックアップは正しく取得して、定期的なリカバリテストをしましょう。


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