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年金記録問題 [想]

今世間を騒がせている年金記録問題。
実は私も人ごとではなくて、学生時代に未納期間があります。
これは亡父が納めてくれていた期間です。
貧乏学生を大学、大学院とやっていた私に対する親の愛情でもあったのですが
20歳直後、仕事が忙しくて納付ができず、何年かしてから発覚したものです。

実際何ヶ月未納だったのかが不明であり、それを確定するためにも
社会保険庁へ電話をして聞いてみました。

結果2ヶ月の納付漏れが判明。
これのせいで年金がもらえても満額じゃないとか言われるとものすごく悔しいので
なんとか後追いで納付できませんか?と聞くも2年が瑕疵期間?のようで
今となっては無理とのこと。

が、父は私を見捨てていなかった。
私が60歳になった後、2ヶ月分を追納すれば満額いただけるとのこと。
高齢(老齢?)任意加入という制度を使うとその分上乗せができるんだそうです。
で、当然これは文書に残さないと30年も後のことはわからないので
文書要求をしたところ、

「地域の年金相談センターへ聞いてくれ、もらえるかどうか知らんけど」

という必殺お役所たらい回しを食らいました。
が、普段官公庁からシステムトラブル時の文書要求を受けて
そういうときの駆け引きは大分慣れていたので逆の立場から
「もらえるかどうかわからんてどゆこと?」
とたたみかけたところ後日コールバックがきました。
#職業上身につけた人には自慢できない悲しい技術ですが

どうやら上役の方からだったようで、国民それぞれに個別に文書は出していないが
http://www.sia.go.jp/sodan/nenkin/hokenryo_ans01.htm#qa0601-q633
にあるWebサイトで勘弁してもらえないかとお願いされました。
(具体的にはQ&A#633です)

こちらとしても長官印のある公式文書まではさすがに要求できないので飲むこととしました。
ちなみにこの方法は現行制度上では無期限で存在する方法のようです。
年金制度が改正されたらおしまいですな。

何につけても年金関係は信頼が失墜している今のうちに聞きたいことは聞くべきですね。
今なら(以前に較べると)まともに相手をしてくれるので。
喉元過ぎれば熱さを忘れるではないですが次期内閣ではどうなるかわからないです。

私のように納め忘れがある方はこの方法で救われると信じています。

国というのは税金を回収するときはしっかり納め忘れを追徴してくるくせに、
こちらがもらえる権利を忘れているとそのまますっとぼけるんですね。
なので60になっても追納を自分から申請する必要があるそうです。
元々今回の納め忘れもちゃんと通知してくれればいいのに。


私自身この年金制度は昨今崩壊するのではないかと思っています。
それを見越して老後の資金はしっかり貯める/運用しておかなければ。
私のお小遣いはここ数日、米ドルの急降下のあおりを受けて含み益が飛びました・・・
持ち直してくれると良いけど。
年金はもらえたらラッキー。
だけどもし私が死んだ後、遺族年金はちゃんと出してね>社保庁さん


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